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銀河お嬢様伝説ユナ2 (PCE)

光と闇の宿命付けられた戦いが終わり主人公

ユナに日常が戻ると思いきや、即対抗心むき出しの女の子に付きまとわれる始末。やっぱりお嬢様コンテストの闇は深い。
そんでもって修学旅行先の謎の遺跡(何故そんな所に行くのか)で喧嘩したのが運の尽き。銀河のあらゆる戦争を排除して回る最強宇宙戦艦「永遠のプリンセス号」に戦争と決めつけられ目てしまった!このままでは地球が消滅する!どうするユナ!新キャラ「ユーリィ」と共に再び銀河を股にかけた冒険が始まる!!!

まぁそんなこんなで第二弾。テキストノベルに毛が生えた程度のゲーム性だった前回に比べて本作は…演出シーンはより派手になっているし、前回より戦闘シーンもカードバトルになり駆け引きがあるように見える!
ストーリーはまぁ相変わらずの独特のノリ。でもユナは新キャラ・ユーリィと共に行動することになり、前回のような言われるがままな女の子ではなく、自ら行動を起こし、仲間の大食い馬鹿力天然娘なユーリィを制する成長した一面を見せるキャラクターになった。そりゃ2だもんね。
ちなみにアイドルは休業したらしい。

ビジュアルは軒並みパワーアップし見応えはたっぷり。ただ問題はやっぱり戦闘パート。攻撃や悪口といったカードを引いて戦う方式になりゲーム的な見栄えにはなっているが、冷静に考えれば前回のコマンド方式から行動に制限がついただけだ。そしてストーリー前半は考えずに勝てる難易度のだが、後半からは敵が強く固くなる反面、ユナの攻撃力はストーリーが進んでも変わらないためゲーム後半になると勝利は長期戦になり運も絡むし駆け引きもなにもない。カードを集めてデッキを構築するなんて御大層なシステムもあるはずもない。そしてこの戦闘で重要なのがHELPカード。使うと仲間や倒したライバルたちが助太刀して数ターン戦ってくれる。しかもどのキャラクターもユナより絶対的に強いので、自然にHELPカードが出るまで耐える戦法となる。(HPが半分以下だとおのずと出てくる)
おかげでテンポが悪く、ただただ作業な戦闘パートは技のアニメーションを見てしまったら「早く終われ!」としか思えない代物で非常に残念な感じに…。
あ、アニメーションはとてもよく喋るし動くでいいと思います。ユナはどんな時でも終始戦闘開始時の台詞が「ユナ頑張りまーす!」だったのには脱力しましたが。
それと今回は助太刀システムがあるせいか今回ユナの装備は一切変わらない。主人公なのに…。

そんなわけでユナの第二弾は問題は抱えっぱなしだけど全てにおいて正当進化した一本でした。そもそもボイスとアニメが売りのユナにゲーム性を求めるのが間違いなのかもしれません。
さぁ3もやるぞ!

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女バトルコップ (Vシネマ)


復讐!そのために私は蘇った!バトルコップとして!
デトロイト…いや、ネオ東京はすでに犯罪組織カルテルの手に落ちた。
組織を邪魔する者は殺される…恋人もそして主人公・御子柴かおるも…。
恋人の残したバトルスーツを身に纏い、かおるは女バトルコップとしてカルテルに立ち向かう。
女版ロボコップじゃん…という野暮なツッコミは置いといて、本作はしっかりとした東映特撮、そしてお子様には見せられないバイオレンス一直線。ヒーローだけど敵は皆殺し、殺し方もいちいちエグいのがたまらない。
そして世紀末感たっぷりのスラムなネオTOKYO、そして英語と日本語が入り交じる不思議な世界観も最高だ。
女バトルコップのバトルシーンは登場からハンドガンまでロボコップまんまだけど刺客となる敵はなんと松田勝の怪演が光る超能力マッチョマン「アマデウス」、ロボコップにはない超能力とのバトルが存分に楽しめるぞ。特殊メイクによる顔の変形はマジ最高だ。
それとかませ犬となるコマンド部隊の濃い演出も見所!アスホール!ファック…ユー!
特撮面もロボコップと引けを取らずワイヤーアクションや超能力演出、など見所たっぷり。バトルコップの武装もミサイルやイヤリングなどあるけどちょっと物足りないのが残念。
終わり方は「女バトルコップの戦いは続く…」的なアレなものでしたが、テレビの東映特撮では見られない、そして本家ロボコップにも負けないとても楽しめる一本でした。満足!

(1990/6)

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Call of Duty: Infinite Warfare (PS4)キャンペーンレビュー



ネタバレ注意
いつのまにかCoDの世界は宇宙艦隊を引き連れたとんでもSFになっていた。
どうやら今回は宇宙側の人間と地球側が対立しあっているらしい…まぁ簡単に言えばガンダムだ。うん。
本作は太陽系を股にかける宇宙戦艦の艦長となり仲間たちと共に苦境に立たされた地球軍を勝利へと導くのだ。今だ!ハイパースペース!…いやいや、スターウォーズじゃないよ?それにしか見えないけどさ!
時には恒星に上陸して基地を攻め、時には敵の戦艦に忍び込み破壊工作。宇宙戦闘機でドッグファイトも朝飯前!敵の武将を倒して手柄を立てよう!それにこちらにゃ頼もしい勇敢な女戦士、ユーモアの効いたロボット、ルイス・ハミルトンがいる!
未来武器とガジェットで苦境を乗り越え勝利を目指すのだ!君は艦長にして突撃隊長なのだから!
そんなぶっ飛んだ未来SFなCOD。戦闘機射出シークエンスなど熱くなるシーンもあるし、序盤の総攻撃を仕掛けられるシーンも絶望的逆境で非常に燃えます。しかしラストは栄誉の死というのがなんともとってつけたような感じで出来るなら生還して欲しかったなぁ…と思うばかりです。
なにかと評判は悪いようですが個人的には満足いく内容のキャンペーンでした。

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アーバンスクエア ~琥珀の追撃~ (OVA)


ハードボイルド『風』大暴れアクション

時は1986年。若い脚本家のジョナサン・ジョースター似の青年は不幸にも殺し屋(ブレードランナーのロイ似)の殺人現場を目撃してしまう。おかげで殺し屋からは追われる身、文系とは思えぬ身のこなしで殺し屋から逃げのびるが警察は信じちゃくれない。それはそれで困ったけれども彼はシティボーイ。恋にだって全力投球。一目惚れした娘にアプローチも忘れない。だけど殺し屋の魔の手は主人公に空手の刺客を送り出す。死闘の末に主人公は死を覚悟するところにナイスミドル警部の銃弾が空手家の胸を貫く!
そんなハードボイルドな雰囲気を出そうとしているようで中身は巻き込まれ系ジャッキーアクションだったりする本OVA。脚本はパトレイバーと平成ガメラの伊藤和典。
全編に流れるMellowなJAZZがアーバン感を醸し出しているけどアクションはジャッキーで、後半はなんとハードボイルドと思われたナイスミドル警部がコマンドー並に重武装し、敵アジトに単身乗り込みアーバンもスクエアも関係無い普通のアクションの連続に…。
まぁ当時流行りのアクション映画にハードボイルドの風味を入れたけれど素材の味が強すぎましたね。後半は警部のトリガーハッピーっぷりと主人公のジャッキー風とんでもアクションを笑いながら見ていました。
期待していたモノとはだいぶ違いましたが、楽しめました。

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SIMPLE2000シリーズ アルティメット Vol.24 魔界転生 (PS2)


エロイエッサイム!復讐するは我にありっ!

天草四郎時貞の復讐とそれに対峙する柳生十兵衛がイカす深作欣二映画は見たことあります。
ラストの燃える城での戦いには度肝を抜かれました。あれでちょっとした火傷で済んだって本当かよ。
そんな本作は同じ原作を持つゲーム版。開発はタムソフト。ゲームの作りはスタンダードなダンジョンRPG。ただ同ジャンルの他作品に比べるとだいぶ難易度は低め。敵に囲まれることも稀で、お腹が空くこともない。それに敵は結構回復アイテムを落としてくれるので体力の心配も必要ない。
そして遠距離武器や属性を合体させる武器合成、武器によって様々な攻撃ができる必殺技と独特のシステムもあるぞ。ボス戦もあり、胤舜や宮本武蔵など魔界の者達と戦える。まぁこれが見た目とは裏腹に弱いんだけどね。
それと本作は処理落ちが酷く、敵が画面に五体いると処理落ち、そしてラスボス戦はなんと常に処理落ちと凄いことになっている。ある意味凄いから気になる人はやってみるといいぞ!
そんな訳で本作は何度もやり直してプレイしなくていいダンジョンRPGという不思議なゲームでした。

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銀河お嬢様伝説ユナ(PCE)


念願叶ってPCエンジンDUO-Rを手に入れたぞ!
秋葉原で本体のみ8000円だ!動作確認はしてるっていうけど正直動くまで気が気じゃなかったけれど無事動いてくれて嬉しい限り。
そんなPCエンジンやるゲームったらこれっきゃないよ!というかコレがしたかったんだよ!「銀河お嬢様伝説ユナ(1992)」!
きっと銀河のお嬢様というくらいだから壮大な艦隊を引き連れた傭兵会社のお嬢様な凄いスケールの話なんだろうなぁ!…という想像はまぁオープニングでぶっ壊され、訳あって銀河お嬢様コンテストでグランプリを取ってしまった普通の女子高校生ユナは光の救世主という事で、宇宙征服を狙う闇の支配者と戦わねばならぬというかなり突拍子もないストーリー。そこから展開するストーリーもジャングルにバイオリンを弾く刺客がいたり、ブラックホールの中心に中華娘の刺客がいたりと荒唐無稽行き当たりばったり、しかも刺客はそろいもそろって「オホホホホ!」の高笑いを忘れない。
そして主人公ユナの性格は超能天気、ゲーム全体の雰囲気はオフビートでとにかくユルい。宇宙の危機とは裏腹に刺客達とのやり取りもソレでいいのかと思わせるくらいユルい。バトル前の脳が溶ける低レベルな戦いが本作の目玉だ。
そんなアーリー90’sの美少女ゲームはコマンド選択式のアドベンチャー。選択肢も少なく、バトルモードもかなり優しく作られている。しかも92年と言えばゲームが喋るだけで凄かった時代「ありがたく聞きやがれ」と言わんばかりにボイスの入ったセリフは全部飛ばせない。これが26年後の我々にとって結構苦痛だけど、まぁこちら側もユルくスマホでも片手にプレイするのが良いです。急がされる部分もとっさの判断もないので。
ですがビジュアルシーン演出やバトルシーン、それにキャラクターデザインなどゲーム面以外はとても良かったので僕的には満足でした。皆さんも力を抜いてユルくプレイする事をお勧めします。
さぁ2もやるぞ。

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猫が教えてくれたこと (映画)


イスタンブールにも猫がいる!猫大事!猫は可愛い!

本作はトルコ・イスタンブールに暮らす猫たちとそれを愛する人々のドキュメンタリ映画。そりゃもう猫がこれでもかと出て来ますし、これでもかと可愛いですよ。さすが猫だ。
そして猫達の自由気ままな暮らしとイスタンブールの港町をこれでもかと見せてくれる。子猫に大人猫。気楽な奴から気性の荒そうなやつ。個性的に撮影されているのも良いところ。音楽も気持ち良いです
そんな本作。実は罠がある。猫は可愛い。でも中身が全く無い。いや、猫が可愛けりゃ良い。でも映画なんだからそれ以上の何かストーリーや色々ありそうだが…無い。お陰で気持ち良い音楽と何も起きない平坦な猫の映像で良い感じに睡魔に襲われます。
「俺が一文無しになった時、猫が鳴いてる方に行ったら財布が落ちていて必要な金が手に入ったんだ!それから猫に感謝してる!」というネコババを公言する男が出て来たり、野良猫は去勢もしてないからか、やたら頭数多くていらん心配してたりと、ただ可愛いと思えない頭をかしげる部分もありました。
そしてタイトルだが一体猫に何を教わったのか。人間たちもみんな勝手に猫を解釈するから意見はバラバラだぞ。
そしてシレッと終わってしまう。
猫好き以外が見たらブチギレそうな永遠とも思える時間の猫とイスタンブールの垂れ流し映画でした。まぁ個人的には猫可愛かったので全部OKですけどね。ネズミの番をする猫と窓を叩く猫が可愛かったです。

(2017/5)

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ゴッホ 〜最後の手紙〜 (映画)


愛?いや、どこまでも狂気。

それはゴッホではなくこの映画が。
とにかく全手書きの油絵でゴッホ調なタッチで描かれるアニメは圧巻。気持ち悪くなるくらい圧巻。しかもそれがロトスコープでヌルヌル動くのだから余計圧倒される。これ全部油絵なのかと思うと気が遠くなる。しかも平然と背景ごと動いたりパンしたりするからひと時も目が離せない。とにかく、とにかく凄い。狂ってる

さて、ストーリーはというとゴッホが弟テオに渡すはずだった手紙を渡すため郵便屋の息子である主人公が旅に出ると同時に途中からゴッホの死の真実を探るミステリーになっている。ゴッホが描いた有名な肖像画の人々が登場し主人公が真相を探っていくという結構オーソドックスなお話。
ただ最初は手紙を渡すことすら全然乗り気じゃなかった主人公がノリノリでゴッホについて町の人間に聞き込みをしまくってたり、町の住人もよそ者の主人公に対してゴッホについてペラペラと懇切丁寧に話してくれたりと登場人物の行動はどれも不自然な部分は多い。
しかしゴッホという不遇の天才画家の人生を垣間見るエピソードだったりはやっぱり胸が締め付けられるし、ゴッホの死因についても仮説ではあるが答えを見せてくれたのは興味深かったです。
本作はゴッホという画家を、そして彼の描いた絵画に対して更に深みを圧倒的なアニメーションで与えてくれる驚きの力作でした。

(2017/6)

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ジャスティスリーグ (映画)ネタバレあり

​(注意ネタバレあり)


てめぇら…俺を都合のいい駒かカードだと勘違いしてるんじゃねぇか?世界の危機がなんだか知らんがお前らの都合で勝手で起こしやがって、貴様らの魂胆なんて見え見えだぞ!特にそこの黒いオッサン!あんた分かり易すぎるんだよ!!!…あ!ロイス!ママ!また逢えるなんて!!!ありがとうバットマン!僕戦うよ!

役者は揃った!ジャスティスリーグ出動!

MARVELのアベンジャーズに比べるとクオリティにムラのあるDCの連中にも遂にお祭が来た。でもどこか盛り上がりに欠けるのはアイツがいないから。前作死んでしまったアイツの隙を見て悪い奴らはやって来た。でもヒーローはアイツだけじゃない!速い男や海坊主に強い美女にアイア…超サイボーグだ!あと黒いオッサン!俺たちがいる!
初めからバットマンは単体だとカッコイイし、やっぱりワンダーウーマンの登場シーンはテンションが爆アガりだ。初登場の連中もフラッシュ以外馴染めなさそうだがアベンジャーズとも違う個性的な奴らだ。にしてもゴッサムとメトロポリス、ワンダーランド(名前忘れた)でここまで雰囲気が違うのはとても漫画らしくて良いですね。

んで、今回の大ボスなんですけど今までに比べるとちょっと地味なお方ですね。完全に引き立て役に回ってる感じ。
しかしそんなバットマン一行でも一度敗れてしまう…まさかワンダーウーマンまでもが劣勢とは…バットマンに至っては何もできず。あんた普通のおっさんだもんな…。
そこでアイツを復活させる事に。え!?そういう展開になるとはまるで思っていなかったので正直驚きました。まさか完璧に情報が隠蔽されていたとは!とてもテンションがアガる展開ですが…怖っ!!!怖っ!!!!!本当にペットセメタリーかと思っちゃいましたよ。ただ怒ってただけなんですね。

そして本作のラストバトルはメトロポリスのようにグッチャグチャにしなくても済む所で戦っています。そのせいかあまり壮大に見えないのは残念。でもその分御構い無しの派手なアクションの連続で楽しいてます。特にバッドモービルはカッコいいですよ。
でもチート級に強いアイツがさらに味方全員を曇らせている気もしなくもないです。強すぎだ。
そんなこんなで本作はマンオブスティールやBVSに比べるとそこまで暗くもならず、フラッシュのような陽気なキャラクターや見せ場の多いおかげで最後までダレずに楽しく鑑賞出来ました。こりゃ次回も楽しみですね。

(2017/6)

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Fallout BROTHERHOOD OF STEEL (PS2)


孤独な騎士の仲間探し

名作RPGフォールアウト。日本では3の登場で一躍有名になったシリーズだが、実は3以前に日本ではPS2で本作がリリースされていた。しかも中身はベセスダではなくインタープレイ製作の見下ろし型のアクションRPGだ。
お馴染みの核戦争後の世界で主人公は仲間であるブラザーフッドオブスティール…もとい「鋼鉄の同志」を探す旅に出る。その先にはグールやスーパーミュータント…もとい「悪鬼」に「変異軍」が立ち塞がるというシンプルなストーリー。販売元も違うとローカライズも違うのも今となっては新鮮ですね。ストーリー的にはあまり正史扱いされていない外伝的扱いらしいですが。

ゲームとしてもシンプルな操作に、お使いでしかないクエスト、回復しながら殴ってればなんとかなる戦闘などかなり淡白な作り。世界観などの説明も少なめで、書物や情報端末などによる世界に関する情報も無く、数少ない町の住民による現在の状況しかわからないので、ウェイストランドを渡り歩いてきた手練れなら説明されなくてもそれとなく分かるが、これが最初のゲームとして選んだら奥深いFolloutワールドについていけるか心配になる。まぁ核戦争でバケモノとモヒカンだらけになった世界なんだけどさ。ちなみにカルマが低いのか主人公の言葉使いは最悪だぞ。

まぁ雰囲気も似ているようでちょっと違うし、もちろん3以降のような自由度は無いけれど、デスクロー、ラッドスコルピオンに地下シェルターVoltなど汚染された荒野を愛する者たちにとってお馴染みの連中やロケーションが迎えてくれるので新作に飢えた中毒者には是非プレイして頂きたい一本だ。残念ながらヌカコーラはこの地域では売っていなかったようだが。

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